“帯同馬のJRA競走出走”は20年ぶり!ゴリアットの帯同馬ルノマドは13着/キャピタルS
<キャピタルS>◇23日=東京◇リステッド◇3歳上◇芝1600メートル◇出走18頭 ジャパンCに出走するゴリアットの帯同馬、ルノマド(セン6、F・グラファール)は13着だった。招待されていない帯同馬によるJRAレースの出走は、04年11月27日のキャピタルSで8着となったメンバーシップ以来20年ぶりとなった。同馬は翌日のジャパンCに出走したウォーサン(15着)の帯同馬として来日。C・ブリテン厩舎で、鞍上はいずれもK・ファロン騎手だった。 ルノマドは3代母が80年の凱旋門賞を制したデトロワという血統。祖母の半兄には94年凱旋門賞などG1・2勝のカーネギーがいる。本国フランスでは芝で1勝、オールウエザーで5勝という実績での来日だった。 スミヨン騎手は「出遅れて最後方からになってしまいましたが、最後まで頑張ってくれたと思います」と振り返り、グラファール師は「ゲートの中で少しいらだっていたようで、いいタイミングでゲートを出ることができませんでした。しかし、その後はよく走ってくれたと思います」とねぎらった。【舟元祐二】