ヘンリー王子、「アメリカに永久に住む」「母なら支持してくれるはず」と亡き母ダイアナ妃の話を持ち出して決意を明かす
ヘンリー王子は、自身のアメリカ移住という大胆な決意を「亡き母(ダイアナ妃)なら、支持してくれただろう」と確信しているようだ。 【写真】離脱を決めた4年前、「晴れやかな笑顔」で余裕のメーガン妃と、「深刻な表情」のヘンリー王子 王子は4年前、妻メーガン妃と共に王室の高位メンバーから退くと発表。その後アメリカ、カリフォルニア州モンテシートに長男のアーチーを連れて引っ越し、後にそこで長女リリベットが生まれた。 『New York Times』主催の「ディールブック・サミット」(Dealbook Summit)でディスカッションに参加したヘンリー王子は、ジャーナリストで司会のアンドリュー・ソーキンに、アメリカに一生住み続ける予定か?と尋ねられると、「えぇ。この国に住み、子どもたちを育てることを、心から楽しんでいますから」と返答した。 さらに、イギリスに比べアメリカの方がプライバシーと自由が守られており、それはセキュリティーに不安がある現在のイギリスでは絶対に考えられないことだ説明。現在の暮らしは、亡き母であるダイアナ妃が「僕のために望んだであろう理想的な生活」と加えた。 また、12歳の時に母が亡くなった後に感じたプレッシャーについても言及。母ダイアナ妃は1997年、パリでパパラッチに追いかけられ、自動車追突事故により死去した。
「ある種の殻の中に閉じ込められていると、出口がないような気持ちになってしまうと思う。愛する母を亡くし、子どもだった私は無力感を味わった。心が本当に混乱した。自分ではどうすることもできなかった。私の最大の弱さの一つは無力感だ」と王子。また同じようなことが彼自身や妻、子どもたちに起きてはいけない、それを何より恐れていると明かした。 王族としての公務から離れたヘンリー王子とメーガン妃は、自分たちの製作プロダクション、アーチウェル・プロダクションズを設立した。 最新の番組『Polo』では、プロのポロ選手たちの厳しい生活に密着しており、ドキュメンタリーとして紹介されている。ヘンリー王子自身も熱心なポロ選手で、カリフォルニアで行われるイベントにたびたび出場してきた。
From Harper's BAZAAR.com