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「グローバルAIファンド」3年半で基準価額2倍超は7年で4倍の序章? その雄大な成長性に高まる期待

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モーニングスター

 三井住友DSアセットマネジメントが設定・運用する「グローバルAIファンド」の基準価額が6月4日に20000円を突破し、26日には21130円と一段と上伸した。16年9月の設定から約3年半で基準価額が2倍超になった。設定当時の同ファンドのポートフォリオの長期予想EPS成長率(年間ベース)が22%で、20年5月現在の同予想EPS成長率も22%となっており、さらに成長が見込める。単純には言えないものの、設定時と変わらぬEPS成長率があるのであれば、今後3年半で基準価額40000円もターゲットになってくる。同ファンドの好調なパフォーマンスの背景について、三井住友DSアセットマネジメントの田村一誠氏と矢島悠子氏と、実質的な運用を担っているアリアンツ・グローバル・インベスターズ・ジャパンの井村真也氏と滝沢圭氏に聞いた。

 ――ファンドの基準価額は、コロナショックで市場全体の下落と同等に下げた後、まるで覚醒したかのように、力強く上昇している。この上昇に寄与した銘柄群は?

滝沢氏 コロナショックでデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速したといわれ、テレワークが世界的に普及し、クラウド型のコミュニケーションツールや、通信インフラを守るサイバーセキュリティの需要が爆発的に伸びました。たとえば、ビジネス・コミュニケーション・プラットフォームのSlack(スラック)、 WEB会議ツールでおなじみのZoom(ズーム)等がパフォーマンスに貢献しています。

 そもそもDXは、ビジネスシーンを大きく変える成長産業になると注目をして関連銘柄を組み入れていたのですが、コロナショックで動きが加速した結果、関連銘柄の株価上昇につながっています。

 また、ヘルスケアセクターも注目を集めました。たとえば、リヴァンゴ・ヘルスという会社は昨年上場した会社ですが、スマートデバイスを使って健康管理、健康行動の促進を促すサービスを提供しています。糖尿病患者等に簡便な方法で血糖値を測定してもらい、それをオンラインで管理することで医療チームによるアドバイスが受けられます。このサービスを使った患者の医療費が年間20万円削減できたという事例も報告されています。この3月末現在の登録会員数は35万人ですが、米国には1.5億人の糖尿病患者がいるといわれており、その潜在成長率は非常に大きいと考えられています。この会社の株価も非接触型の医療サービスとしてコロナショックで注目度が高まり、年初から株価が3倍程度に値上がりしました。

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