ボタフォゴがリベルタドーレス杯初優勝 10人でアトレチコ・ミネイロ下す
【AFP=時事】サッカーリベルタドーレス杯は30日、アルゼンチン・ブエノスアイレスのエル・モヌメンタルで決勝が行われ、ボタフォゴFRが同じくブラジル勢のアトレチコ・ミネイロを3-1で下し、初優勝を飾った。 【写真】試合に臨むアトレチコ・ミネイロのフッキ(その他全10枚) ボタフォゴはMFグレゴレが開始直後に退場となり試合のほぼ全てを10人で戦ったが、見事な精神力と粘り強さを見せて勝利を収めた。 グレゴレへの一発レッドでボタフォゴはゲームプランを調整せざるを得なくなったが、アトレチコ・ミネイロはこの数的優位を生かすことができず、ベテランFWフッキが放ったシュートもセーブされた。 守り一辺倒の試合にならないと感じたボタフォゴは攻めに転じると、35分にゴール前の混戦からルイス・エンヒキが決めて先制に成功。さらに44分にはルイス・エンヒキが獲得したPKをアレックス・テレスが蹴り込み、2-0でハーフタイムを迎えた。 11年前に大会を制覇しているアトレチコ・ミネイロはハーフタイムに3人を入れ替えると、後半開始早々にエドゥアルド・バルガスがCKからヘディングシュートを決めて1点を返した。 終盤にかけて相手からのプレッシャーにさらされたボタフォゴだったが、後半アディショナルタイム7分にジュニオール・サントスがカウンターアタックから3点目を奪い、勝利を確実にした。 優勝したボタフォゴは、来年米国で開催されるクラブW杯の32枠目の出場権を獲得している。【翻訳編集】 AFPBB News