岐阜県内5市3町で聖火展示スタート 東京オリンピック
新型コロナウイルスの影響で、2021年夏に延期された東京オリンピックの聖火が5日から5日間、岐阜県内の8会場で順次展示されます。 聖火の展示は、地域の元気を取り戻しオリンピックの盛り上がりにつなげようと総務省が去年から全国で実施しているもので、岐阜県では岐阜市、瑞穂市、岐南町、中津川市、山県市、本巣市、笠松町、北方町など5市3町で展示されます。 県庁で5日開かれたスタートのセレモニーには、古田肇知事やバドミントンの福島由紀選手と廣田彩花選手、それに義足のダンサー大前光市さんが出席しました。 古田知事は「この展示により地域が一段と輝きを増して一人ひとりの心に明るい希望の火がともることを期待したい」とあいさつし、また、福島選手と廣田選手はオリンピックに向けた意気込みを語りました。 ※福島由紀 選手 「実際に聖火を見て、オリンピックに向けてさらに気持ちが引き締まった。東京オリンピックにベストな状態で臨めるようにしっかり準備していきたい」
※廣田彩花 選手 「金メダルを獲得することが応援してくださる方々への最高の恩返しになると思うので、そこに向けて2人で、今できることをやっていきたい。」 岐阜県の聖火リレーは4月3日と4日の2日間行われる予定で、大前さんは下呂市で希望のともしびをつなぎます。 ※大前光市さん 「この炎がコロナ禍にある日本全体の人の心を温め、そして希望の光になることを願っています。聖火ランナーの一人として、この炎をつないでいきたい」