東京都は11日から、二次元コード決済で最大10パーセントのポイントを還元するキャンペーンを開始します。還元額の予算は139億円で、予算に達し次第、終了します。 東京都は生活支援策として、11日から、二次元コード決済でポイントを還元する「もっと！暮らしを応援TOKYO元気キャンペーン」を開始します。 このキャンペーンは今年3月に続き、2回目の実施です。 キャンペーンは、都内の飲食店など43万店舗が対象で、対象の二次元コードで決済を行うと、決済額の最大10％、上限3000円分のポイントを還元するものです。 PayPayをはじめとする4つの二次元コード決済を使用できるため、4つをすべて使用した場合、最大で1万2000円分のポイントが還元されます。 都民だけでなく、都外の人も対象です。 ポイント還元額の予算は139億円で前回のキャンペーンの91億円から増額しました。 都の担当者は、「物価高騰の中で年末は消費、出費が増えるため支援をしていきたい」としています。 キャンペーンの期間は11日から今月27日までですが、還元額の139億円に達する見込みとなり次第、前倒しして終了します。 今年3月に実施された同キャンペーンでは還元額91億円、のべおよそ1531万人が利用し、予定より8日前に終了しました。