【オリックス】黒木優太「マックス、ダウンです」 525万円減の1575万円でサイン ここ3年1軍登板なし
オリックスの黒木優太投手(27)は6日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉を行い、525万円ダウンの年俸1575万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。ここ3年続けて1軍登板なしとあって、減額制限いっぱいのダウン提示を受けた。 「マックス、ダウンです」 立正大からドラフト2位で入団1年目(2017年)は55試合にリリーフでとして登板し、6勝3敗2セーブ、25ホールドの防御率4・22だった。2年目は39試合登板も、3年目から苦闘の連続。右肘を痛め、トミー・ジョン手術を受けた。一時は育成選手となったほどだ。 支配下登録には復帰したものの、今年は2軍戦17試合の登板にとどまった。チームは25年ぶりのリーグ優勝を果たすなか、故障明けからもがいた1年となった。 「徐々にパフォーマンスは上がっている。そのへんは良かったと思う。(来年に向けては)どれだけ1軍レベルのパフォーマンスをできるかだと思っている」 今月10日にはブルペン入りして投球練習を再開するという。来季は4年ぶりの1軍登板を目指す。
中日スポーツ