【朝日杯FS・枠順確定後の表情】アルテヴェローチェ4枠8番 須貝尚介調教師は武豊を信頼
[GⅠ朝日杯フューチュリティステークス=2024年12月15日(日曜)2歳、京都競馬場・芝外1600メートル] 新馬戦とGⅢサウジアラビアロイヤルCを連勝中のアルテヴェローチェ(牡・須貝)はど真ん中の4枠8番から大一番に挑む。 須貝調教師は「真ん中の偶数でいいんじゃないかな」と第一声。新馬戦は多頭数の外枠、前走は最内枠を難なくクリアしており、枠順に対して注文のつかない余裕がトレーナーの受け答えからにじみ出る。 今回は新馬戦と同じく名手・武豊とのコンビ。「ジョッキーはどういうふうにも対応できると思う」と須貝師は人馬に全幅の信頼を寄せている。大野照旺オーナーは先週の阪神JFをアルマヴェローチェで制しており、この2週で〝1文字違いのGⅠ馬〟が誕生する可能性は十分。オーナーの流れも含めて、陣営にスキは見当たらない。 12日に発表された調教後の馬体重は前走比プラス10キロだったが、「調教をやって筋肉がついてきたと考えてもらえれば」と指揮官は泰然とした口ぶり。ドウデュース、ドルチェモア、ジャンタルマンタルに続いて、今年も3戦3勝での朝日杯FS覇者が生まれそうだ。
東スポ競馬編集部