J2降格の札幌が声明発表「深くお詫び申し上げます」 三上GMが復帰約束「戻って来ます」
「今まで以上の大きな力をつけて国内最高峰リーグに戻って来ます」
J1リーグ第37節が11月30日に行われ、北海道コンサドーレ札幌のJ2降格が決定した。この結果を受けて、クラブは声明を発表。三上大勝代表取締役GMの署名入りで、「北海道コンサドーレ札幌にかかわる全ての皆さまのご期待に応えられなかったことを深くお詫び申し上げます」などと綴られている。 【実際の様子】スタジアムのサポーターが掲げた「弱くて魅力ない」の横断幕 この日、柏レイソルがヴィッセル神戸と1-1で引き分けたため、今節のサンフレッチェ広島戦を12月1日に控えるなか、勝ち点で上回る可能性が消滅。2018年にはリーグ戦で4位、2019年にはルヴァンカップ準優勝とクラブの全盛期を迎えていたが、9年ぶり5度目のJ2降格となった。 クラブ最長となるJ1での8年目は、前半戦で8連敗を喫するなど低迷。夏に7選手を補強し、後半戦では巻き返しを見せたが、わずかに届かなかった。集大成と発表されているミハイロ・ペトロヴィッチ監督の去就にも注目が集まる。 コメント全文は以下のとおり。 「北海道コンサドーレ札幌を応援してくださるすべての皆様へいつも北海道コンサドーレ札幌へのご支援・ご声援をいただき誠にありがとうございます。 本日の試合結果を以て、来季はJ2リーグでの戦いとなることが決定いたしました。日頃よりクラブを支えてくださるファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、道内各自治体や協力企業の皆さま、北海道コンサドーレ札幌にかかわる全ての皆さまのご期待に応えられなかったことを深くお詫び申し上げます。 今年味わった悔しさを糧に、これからの険しい道のりの中で、今まで以上の大きな力をつけて国内最高峰リーグに戻って来ます。明日の広島戦、そして今季最終戦の柏戦も含めて、ここから再びクラブ一丸となって戦います。常にクラブの今と未来を考え、一体感を持って進んでいきたいと思います。引き続き、皆様からのご支援・ご声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。株式会社コンサドーレ 代表取締役GM 三上大勝」
FOOTBALL ZONE編集部