海外勢の日本国債投資、5年ぶり規模に拡大-ポジティブキャリー魅力
日銀が債券市場への介入を緩め始めた23年初めごろから、利回り曲線はスティープ(傾斜)化している。また、景気刺激策の財源を調達するため日本政府が国債発行を増やすのではないかとの懸念から、超長期債のパフォーマンスは中期債を下回っている。
みずほ証券の大森翔央輝チーフデスクストラテジストは、外国投資家は超長期債の購入を続ける可能性が高いとみている。国債の供給過多から、「多くの投資家がイールドカーブはスティープ化し過ぎているとみている」と同氏は述べた。
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Mia Glass, Masaki Kondo