明大は東海大に快勝 22日準々決勝で関西王者の天理大と激突/全国大学選手権
第61回ラグビー全国大学選手権3回戦(14日、明大50-17東海大、秩父宮)関東対抗戦3位の明大が、同リーグ戦3位の東海大を下し、8大会連続で準々決勝進出を果たした。22日の準々決勝(三重交通グラウンド)で関西リーグを制した天理大と対戦する。 前半15分、東海大SH山田莞大が突破して先制トライ(ゴール)。NO・8木戸大士郎主将、CTB秋浜悠太副将とリーダー2人を負傷で欠く明大も22分、この日はCTBで先発した伊藤龍之介がトライを返し、7-7に追いついた。明大はさらに30分にSH柴田竜成、36分にFB金昂平がトライを追加。東海大は1PGを加えただけで19-10と明大のリードで前半を終えた。後半も明大がペースを握り、4分にWTB白井瑛人、17分にはCTB平翔太がトライと、BK陣が走り回った。21分にはFWが地力を発揮。相手ゴール前ラインアウトからモールを押し込み、FL福田大晟のトライで38-10と差を広げた。25分には後半投入されたWTB竹之下仁吾がトライを奪い、45-10に。東海大に1トライを返されたが、終了直前にも再びラインアウトモールを押し込んでHO金勇哲がだめ押しのトライを決めた。 明大の神鳥裕之監督は「まず、ホッとしている。負けたら終わりのトーナメントの初戦だったので。リーグ戦で長く連覇を続けていた東海大との対戦はいい経験になったし、成長につながると思う」、ゲーム主将を務めた福田は「木戸や秋浜がいない中、大事な初戦の入りの部分で東海大に圧倒されるところもあったが、最終的にスコアで上回れたのはよかった」と話した。