【札幌記念】プログノーシス エアグルーヴ以来の連覇待ったなし 全項目クリアゼロも唯一の減点1
「札幌記念・G2」(18日、札幌) 昨年の覇者プログノーシスが連覇に挑む。金鯱賞~クイーンエリザベス2世Cからの臨戦過程は昨年と同じ。6歳を迎えたが、衰えることはなく仕上がり具合も順調だ。しかも、データ班からのイチ推しもプログノーシス。97、98年Vのエアグルーヴ以来となる札幌記念連覇へ、死角はない。 うま屋が誇るデータ班が今週の重賞レースを徹底分析。果たして、導き出された馬は? ▼傾向(過去10年) 超一流馬の出走もある夏の大一番。ここをステップに秋G1戦線で活躍する馬も多い。 ▼人気 1番人気〈0・4・3・3〉 2番人気〈5・1・0・4〉 3番人気〈2・0・0・8〉 4番人気〈0・1・4・5〉 5番人気〈2・0・1・7〉 勝ち馬9頭が5番人気以内も、1番人気はなぜか未勝利。 ▼所属 美 浦〈5・1・5・45〉 栗 東〈5・9・5・69〉 ▼ステップ 安田記念〈2・2・1・5〉 函館記念〈2・1・1・31〉 オークス〈2・0・0・0〉 QE2世C〈1・1・0・1〉 目黒記念〈1・1・0・4〉 大阪杯〈1・0・1・6〉 エプソムC〈1・0・0・2〉 宝塚記念〈0・3・2・5〉 ダービー〈0・1・1・3〉 OP競走〈0・0・0・10〉 条件戦〈0・0・0・8〉 勝ち馬8頭が函館記念か、G1から参戦。 ▼前走内容 勝ち馬全頭が1桁着順かつ、負けても0秒9差以内だった。また、同8頭が4番人気以内に支持されていた。 ▼性齢 3歳馬〈2・1・1・5〉 4歳馬〈3・0・2・28〉 5歳馬〈3・6・5・29〉 6歳馬〈2・1・1・26〉 7歳以上〈0・2・1・26〉 牝馬は〈3・1・4・18〉と上々の成績。未勝利の7歳以上馬は減点。 ▼重賞実績 牝馬の勝ち馬3頭全てにG1V実績あり。また、牡馬の勝ち馬7頭中4頭に芝二千の重賞勝ちがあった。 ▼決め手 逃 げ〈2・1・0・7〉 先 行〈2・2・5・29〉 差 し〈4・4・3・38〉 まくり・追込 〈2・3・2・39〉 勝ち馬8頭が前走の4角を5番手以降で通過していた。 ▼注目馬 全項目をクリアした馬はゼロだが、減点1はプログノーシスのみ。悲願のG1制覇へ向けて、ここは負けられない。(記録室)