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水田の敵・ジャンボタニシがにおいに釣られ…次々駆除 身近な材料使ったわなとは 72歳、改良実験に意欲「農薬減らせそう」 鹿児島・出水

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南日本新聞

 出水市高尾野町下高尾野の無職松永幸昭さん(72)は、ジャンボタニシによる水稲の食害を減らそうとわなを製作した。餌に米ぬかを使い、ペットボトルに入れた。8月に4個を仕掛け、2日間で大小数百匹の捕獲に成功。「身近な材料でできる。多くの人に試してもらいたい」と勧めている。 【写真】ジャンボタニシをおびき寄せるわなを手に、仕組みを説明する松永幸昭さん=出水市高尾野町下高尾野

 近所の農家横峯均さん(72)から7月上旬に相談を受けたのがきっかけ。テレビで以前見た米ぬかで誘引する対策を思い出し、わな作りに挑戦した。  小麦粉、酒かすを混ぜた2種類の餌を作り、タマネギのネットでくるんだ。1.5~2リットルのペットボトルの底を幅1センチほど残して切り抜いて投入。横峯さんの水田(30アール)の取水口にペットボトルの注ぎ口を向け、においを拡散するようにした。  8月29日に引き上げると、酒かすを混ぜた方に多く集まっていた。横峯さんは「来年の食害をもたらす小さなタニシも捕まえられた。農薬を減らせそう」と喜ぶ。松永さんは「環境に優しい竹製や紙パック製のわなにしたり、餌を改良したりして実験を続けたい」と意欲を見せている。

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