「まな板の上の鯉ですよ」衆院選に “初挑戦” の立候補者 あふれる喜怒哀楽 開票日の夜に密着 選挙は人間ドラマ!? 小選挙区で落選判明の瞬間に「ヨシ!」とつぶやいた理由は
◆28日(月)午前0時 「0時になりました。てっぺん越えた」 福田さんの勝負の行方はその日のうちには判明せず… ◆28日(月)午前0時41分 国民民主党 福田玄 候補 「出た! 平口さん。よし。いや、『よし』って言ってしまった。『よし』ではないね」 日付を超えた午前0時41分、広島2区では平口さんの当選が報じられました。 国民民主党 福田玄 候補 「終わりました。とりあえず第一弾がね。(電話だ)お疲れさまです…。よし! 行きましょう!」 「及ばなかったということで、力不足を実感しているところですね」 ■落選のあいさつの内容を教えてもらっていたら… 今から落選のあいさつをすると語った矢先、比例復活が判明しました。 国民民主党 福田玄 候補 「(電話)はい、福田です。比例来た? あー、入ってる、入ってる! 当選、当選、当選! よし!」 本人が事務所に到着したのは、午前1時前。 ◆28日(月)午前0時58分 集まった人たちは、まるで自分が勝ち抜いたかのように喜び合っていました。 国民民主党 福田玄 候補 「これからスタートですから」 田村友里 キャスター 「がんばってください。ありがとうございました」 ― なんでも知ればおもしろいものですが、この選挙も知ってみれば、まさに “人間ドラマ” を見るようでした。終わってみれば、実際には平口さんは圧勝でしたが、福田さんの追い上げの勢いは午後8時すぐに当確を出すのをテレビ局にためらわせるほどだったということ。そこにも駆け引き、ドラマ性がありました。 投票率が広島が全国で一番低かったとか、若い世代が投票に行かないとかいう現状がありますが、候補者の中に “オシ” を見つけられたら、もっと自分事として熱くなれるのではないかと感じました。みなさまもぜひ。
中国放送