ANA、帰国者向けの特設サイト 待機場所ホテル、交通手段も紹介
全日本空輸(ANA/NH)は1月15日、日本への帰国者を対象とした特設のウェブサイトを新設した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止の取り組みの一環で、帰国後の待機場所として利用できるホテルや、利用制限される公共交通機関の代替として、ハイヤーやレンタカーなどの交通手段を紹介する。 専用サイト「ご帰国あんしんサービス」は、ANAのウェブサイトにページを新設。ホテルは羽田エクセルホテル東急や成田東武ホテルエアポートなど、羽田空港と品川近郊エリアで7カ所、成田空港の近郊エリアで2カ所の計9カ所掲載し、帰国後の待機場所として滞在できる宿泊プランを紹介する。このうち、羽田・品川エリアのホテル6カ所では8連泊以上の利用客を対象とし、ANAのファーストクラスで使用しているリラックスウェアやソックスなどの機内アメニティを用意する。 海外から帰国者は、公共交通機関の利用を制限されている。専用サイトでは空港送迎ハイヤーやレンタカーのほか、東京空港交通が空港からホテルまで運行する入国者専用リムジンバスを案内する。 このほか、日本国内の自宅で受けられるPCR検査も紹介する。
Yusuke KOHASE