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晴れ舞台 一戦必勝誓う 天皇杯出場へ 花巻・富士大サッカー部【岩手】

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岩手日日新聞社

 花巻市の富士大サッカー部は本県代表として天皇杯全日本選手権に出場する。2日に行われた県サッカー選手権大会決勝で日本製鉄釜石を破り優勝。16年ぶり2度目の晴れ舞台に臨むイレブンは、連動やハードワークなどチームスタイルを徹底して一戦必勝を誓う。  県大会は8チームが出場し、富士大は大宮クラブ、盛岡ゼブラ、ガンジュ岩手を撃破した。日本製鉄釜石との決勝は、FW阿部亮太選手(3年)がコーナーキックのこぼれ球を押し込み1―0で勝利。4戦5発の阿部選手は「ペナルティーエリアの外からコースに強いボールを蹴る練習をしてきた。全国でも得点にこだわり、思い切ってやりたい」と自信を深める。  ハードワークで常に相手に重圧を与えるのがチームカラーで、守備に人数を掛けて素早くボールを奪い、その人数のまま攻勢に転じて数的優位をつくり出す。攻撃はシュートをイメージした組み立てを意識し、縦への動きや裏を取る抜け出しで相手の守備を崩すことに磨きを掛けている。  高鷹雅也監督は「県大会優勝はうれしかったが、プレッシャーからの解放や疲れから緩みが出たので引き締めて挑戦したい。相手がどこだろうと、チーム内の決まり事をしっかりやるだけ」と足元を見詰める。  新型コロナウイルスで公式戦ができないなどの影響を受けたが、約70人の部員が一丸となって勝利を目指す。1、2年生の多い守備陣が手堅く守り、3、4年生中心の攻撃陣がゴールに迫る。部内のポジション争いも激化しており、MF岩村豊主将(4年)は「新型コロナでやれることは限られたが、一人ひとりが積み上げてきたものをチームとして発揮したい。目の前の試合に集中して自分たちのサッカーをやり切り、結果が付いて来ればいい」と静かに闘志を燃やす。  県大会は前回までJ3のいわてグルージャ盛岡が12年連続優勝していたが、今年は新型コロナの影響で天皇杯の方式が変更され、出場していない。  第100回となる天皇杯は16日に開幕。例年よりチーム数を減らし、47の都道府県代表とアマチュアシード1チーム、J1の上位2チーム、J2とJ3の優勝チームが出場する。富士大は23日の2回戦から登場し、ソニー仙台FC(宮城)と猿田興業(秋田)の勝者と対戦する。

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