川口ゆかりのふたり暮らしのおしゃれレシピ「姫路の紅葉散歩」
姫路城のライトアップで幻想的な夜を楽しむ
日が暮れると姫路の街は一変して夜の顔を見せてくれます。歴史的な名城がライトアップされるとその壮麗さが一層引き立ち、幻想的な雰囲気に。
期間限定で開催されていた光と音のインスタレーション
まず、目に飛び込んできたのは色とりどりに灯る光のアート。その色合いや形状が次々と変化し、まるで生き物のように呼吸をしているかのよう。光の変化に合わせて音楽もゆったりと変わり、五感が一体となって心地よい余韻を残します。寒かったけれど、素敵だったなぁ。
ちょうど私たちが訪れた11月末は、姫路駅から姫路城へと続く大手前通りもイルミネーションがスタートし、見所満載。多くの人で賑わっていました。姫路城と大手前通りのライトアップは感動必至ですね。
姫路の名産を味わう贅沢なひととき
旅先で欠かせないのが、地元ならではのグルメ。 姫路で訪れたのは、「天ぷら季節料理 白雲まこと」さん。こちらは発酵熟成魚の認定店であり、津本式公認技師が手がけた熟成魚を味わえる数少ないお店。カウンター席は大人の空間という言葉がぴったりで、普段の生活とは少し違う緊張感が漂います。背筋が自然と伸びる感じといいましょうか。
この日はコース料理をいただきました。都内ではなかなかお目にかかれない、せこ蟹の前菜に新鮮な坊勢サバやイカを熟成させたお刺身が運ばれてきます。どれも臭みが一切なく、美味しい。 天ぷらの衣は極限まで薄く、上品な仕上がり。揚げたてアツアツの天ぷらをほおばるたびにムフフ、と笑みがこぼれていく♡ かなりボリュームがあるので、きっと男性でも満足するはずです。姫路を訪れるたび足を運びたくなるような、地元の名店でした。
姫路の街の奥座敷、広嶺山に佇む癒しの絶景宿
今回ステイしたのは「セトレ ハイランドヴィラ姫路」。地上300メートルの高さから世界遺産・姫路城をはじめ、遠くには瀬戸内海の島々まで一望できる、まさに絶景宿。ホテルに向かう途中の車内でタクシー運転手さんから「あそこはお料理が美味しいって有名なんですよ~」と伺っていたので、早くもワクワク。胸が高鳴ります。
素敵な一日の始まりを告げてくれる朝食
お夕飯も大浴場も大満足でしたが、特筆すべきは朝食。 朝昼晩のなかで朝食が一番好きな私にとって、旅先の朝食は重要なポイント。播磨の厳選された食材をふんだんに使ったお料理が竹籠に丁寧に盛り付けられており、お席に着いた瞬間、歓声をあげずにはいられませんでした。炊きたてのご飯に少しづつたくさんのおかず。最高ですよね。