川口ゆかりのふたり暮らしのおしゃれレシピ「姫路の紅葉散歩」
先日、紅葉を楽しむために姫路へ足を運んできました。12月に紅葉?と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、11月末でも20℃近くある暖冬ですから、紅葉の見頃も遅れているのだそう。東京の紅葉スポットも12月が見頃ですものね。そんなわけで、今回の姫路旅は、紅葉のタイミングを見計らっての訪問となりました。
まずは「好古園」へ
ここ、「好古園」は絶景紅葉ランキングで1位を獲得したこともある、日本屈指の紅葉スポット。姫路駅から徒歩15分とアクセスが良いうえに、入館料はなんと310円。こんなに良心的な価格で美しい紅葉を堪能できるなんて、お得ですよね。
園内には色とりどりの紅葉が広がり、色づき始めた葉と鮮やかな赤が織り成す景色に時間が経つのを忘れるほど見入ってしまいました。 四季折々の自然を感じながら、ゆっくり歩いていると、心が次第に穏やかになっていきます。仕事、家事、育児と日々せわしなく過ごしているので、こういう時間は意識的に持たないといけないなぁとちょっぴり反省です。
園内にひっそりと佇むお茶室「双樹庵」
歩き疲れたところで、園内にあるお茶室「双樹庵」でひと休み。 丁寧に点てていただいたお抹茶を口に含み、心と体を徐々にリセットしていく。忙しい日常から少しだけ離れ、心静かに過ごせる時間はとても贅沢なもの。
お庭をのぞむ静かな空間には、落ち着いた雰囲気が漂って、何とも言えないいい気が流れていました。このお茶室は、ふらっと予約なしで入ることができたので、好古園を訪れた際にはぜひセットで。紅葉だけでなく、庭園やお屋敷、お茶室も揃っている好古園ならではの特別な魅力だと思います。
姫路といえばやはり、外せないのが姫路城
美しい白壁は白鷺城の名で親しまれ、どこから見ても圧巻の存在感を放つ「姫路城」。限られた時間の中で、効率よく楽しむために、この旅で生まれて初めて人力車に乗ることにしました。 車夫さんが軽やかに引く人力車に揺られながら、姫路城の美しい外観を見てまわる。これが想像以上に心地よくって! 足元をブランケットであたためてくれるので、冬なのに全く寒くないのも嬉しい限り。 姫路城は正面から見るより、実は裏から見るのが美しいと伺い、記念に写真を一枚撮ってもらったのですが、ベストスポットを知り尽くしているからこそのアングル! 姫路城の歴史や周辺の情報を聞きながら一味違った視点でまわる人力車、乙なものですよ~。