【RISE】伊藤隆代表が那須川龍心の1RKOを分析「リスクを背負ったからこそ倒せたと思う」
<RISE:183大会>◇23日◇東京・後楽園ホール メインイベントでRISEフライ級(-51・5キロ)王座戦3分5R無制限延長Rが行われ、挑戦者・那須川龍心(りゅうじん、18=TEAM TEPPEN/同級1位)が1R2分12秒、KOで王者・数島大陸(りく、21=及川道場)を沈めてうれしい初戴冠を果たした。数島は初防衛に失敗した。 RISEの伊藤隆代表(54)は大会後の総括で「龍心は見事だったと思いました。那須川天心の弟ではなく、これからは那須川龍心としてやっていけるんじゃないかと、非常に確信を持てました」と那須川をたたえた。 続けて那須川の成長した部分について「今までは(距離をとって)自分だけ当てて、ポイントアウトするタイプだったと思うんですね。それを変えて戦ったというか。試合前から(父の)那須川会長が絶対、今回KOすると。まさにあの戦い方だったんだろうなと。今まではリスクを背負わない戦い方だったんですけど、リスクを背負ったからこそ倒せたんだと思うんです。それは見事だったと思います」と分析していた。