西予の高校生が地元産特製おにぎり開発 自慢の味、販売実現へ(愛媛)
古里の魅力を発信しようと西予市内3高校(宇和、野村、宇和三瓶分校)の生徒が、各地域の特産品などを使ったおにぎりの商品化に挑んでいる。完成度を高めるため、住民らの意見を聞く試食イベントも実施。「西予自慢の味を広めたい」とし、本年度内の販売実現を目指す。 きっかけは、昨年11月に実施した3高校対抗の料理イベント。各校が考案したサンドイッチの出来栄えを競う住民参加のコンテスト大会を開き、大盛況に終わった。ただ、本来計画していたのは食材の魅力をより詰め込める「おにぎり」の開発。昨冬は、新型コロナウイルスの影響による調理方法の課題から断念せざるを得なかったという。 本年度も3校合同のイベント開催が決まり、生徒らは5月、念願のおにぎり作りに着手。各校10人のプロジェクトチームを発足し、総合的な探究の時間を活用して試行錯誤を重ねた。
愛媛新聞社