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【海外試乗】新型メルセデス・ベンツE300e 4マティック セダンは外装だけでなく機能面も大幅アップデート

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Webモーターマガジン

Cクラスとの差別化を意識したフェイスリフト

フェイスリフトが行われたメルセデス・ベンツEクラス。ここでは「E300e 4マティック セダン」のドイツでの試乗の模様をお届けする。(Motor Magazine 2020年10月号より) 【写真】リアビューやインパネ、ボディバリエーションを見る(全7枚) 今回のフェイスリフトにおいてデザイン面で最も大きな変化が見られたのがセダンである。試乗したE300eはアバンギャルド仕様だった。スリーポインテッドスタースターを中央にレイアウトしたシェイプダイアモンドグリルはやや大型化され、その左右に位置するヘッドライトはCクラスのような形ではなく、細長いアーモンドアイ型へと変わった。 同時にボンネットには2本のパワーバルジが設けられ、フロントスカートはAMGパフォーマンスモデルのようなスポーティなデザインになった。一方、テールランプも横に細長くなり、内側はトランクリッドに入り込んでいる。担当デザイナーによれば、Cクラスとはっきりした区別をつけるのが今回のフェイスリフトデザインの意図だと説明したが、確かにそれは成功している。 パワーユニットは155kW(211ps)と400Nmの2L直4ターボ(M654)と90kW(122ps)と440Nmの電気モーターでシステム出力225kW(306ps)と700Nmを発生。9速ATが組み合わされ、0→100km/hは5.7秒、最高速度は250km/hでリミッターが作動。EV走行はWLTPで49~53kmが可能だ。 インテリアは最新のMBUXが採用され、ドライバーの前には2枚の12.3インチモニターからなるワイドスクリーンが広がっている(標準は10.25インチ2枚)。だが、もっとも大きな変化は新デザインのステアリングホイールである。 左右の水平スポークが上下二本に分かれた「スーパースポーツステアリングホイール」の意図は、これまで幅広のスポークに並んだタッチ&スライドパッドが使い難いという意見があったので、これを上下に分けることによって誤操作を防ぎ、直感的で確かな操作を可能にした。初見では煩雑になった印象だったが、確かに操作性は上がっていた。ステアリングリムにはタッチセンサーが内蔵されており、ディストロニック(ACC)作動中の手離しを監視する。 日本ではE200のガソリン、E220dのディーゼル、E63S AMGなど、なんと9種類ものパワートレーンが用意される。ワゴンのデザインはヘッドライトにセダンと同じ変更がなされているが、ベースモデルのメッシュグリルではその差はあまり目立たない。スリーポインテッドスターを配した「アバンギャルド」仕様も選択できる。一方、リアは現行モデルと同じ形状のテールランプが採用されている。 パワートレーンは143kW(194ps)の4気筒ディーゼルと90kW(122ps)の電気モーターによるハイブリッドで、EV走行はWLTPで46~49kmに達する。TモデルにはE200からE63S AMGまで7種類のパワーユニットが選択可能。搭載される電池のためにトランク容量は480~1660Lと最大で160L少ないが、それでも実用には十分な広さだ。

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