「3x3 JAPAN TOUR 2020 Extreme Limited」ファイナルシリーズ、今季のチャンピオンが決定!
「3x3 JAPAN TOUR 2020 Extreme Limited」ファイナルシリーズは、代々木第二体育館(東京都渋谷区)を会場に、10月17日はグループラウンド、そして18日は決勝トーナメントが行われた。 無観客の寂しさはあるものの、ライブ配信されたYouTubeを視聴するファンからリアルタイムで送られた応援メッセージを会場DJが読み上げるなど、選手とファンが一体感を感じられる工夫もあり、コート上では数々の熱戦が繰り広げられた。 男子優勝は、ツアー6戦で2勝を挙げていたTOKYO DIMEが、SENDAI AIR JOKERとの準決勝を僅差で振り切ると、決勝でもSolviento Kamakuraの厳しいディフェンスをかわし、初のシーズンチャンピオンの座に就いた。 一昨日、そして昨日は越谷アルファーズのメンバーとしてBリーグの試合に出場していた落合知也は、今日はフィールドを変え、TOKYO DIMEのメンバーとして3x3のコートに。連戦の疲れも見せず、チームの優勝に大きく貢献した。 「正直、タフなスケジュールの中でたいへんなところもありましたが、これは自分にしかできないことだとも思っていますし、やりがいを感じてチャレンジしています。こうして日本一になれたことは、うれしいのと同時にホッとしています」と落合は、その言葉どおり安堵の表情を見せながら語った。 男子MVPを飾ったのは、TOKYO DIMEの鈴木慶太。日本のストリートバスケのレジェンドである39歳のベテランが、衰えを知らぬ情熱とスキルで存在感を見せつけた。 「ツアーでは、あと一歩というところで負けていた試合もあったので、今日は勝ちきれてうれしい。(年齢が)いくつになってもバスケットボールを上手くなりたい、楽しみたいという気持ちだけでやっています」と笑顔をほころばせた。 なお、優勝したTOKYO DIME には、「FIBA 3x3 Challenger 2020」(対象大会未定)の出場権が付与される。 ファイナルシリーズ、初日のグループラウンドと2日目の決勝トーナメントの結果(資料:JBA)