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札幌と周辺で毎夏カラス集団死 外傷なし、鳥インフル陰性 家庭ごみ食べ中毒か

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北海道新聞

 札幌市西区二十四軒の「すずらん公園」でカラス5羽が死んでいるのが、1日早朝に見つかった。石狩振興局によると、鳥インフルエンザウイルスは検出されなかった。石狩管内ではカラスの集団死が毎夏、確認されており、専門家は「家庭ごみを食べ食中毒を起こしたのでは」とみている。 <動画>札幌近郊の浜益トンネル、クマが車に突進  同日午前6時ごろ、散歩中の女性から110番があった。札幌西署によると、5羽のほかに10羽以上が衰弱した状態で見つかった。目立った外傷はなく、振興局職員が死骸から検体を取り簡易検査した結果、鳥インフルエンザは陰性だった。弱っていたカラスはその後、逃げたという。検体は国立環境研究所(茨城県)に送り、詳しく調べる。  振興局によると、7月にも東区の美香保公園で7羽の死骸が見つかった。19年度は8月に札幌の公園2カ所と北広島の会社敷地で計30羽、18年度は札幌の公園や複合施設敷地で計12羽が発見された。いずれも原因は不明という。  それ以前も同様の例があり、振興局は17年度以降、5羽以上の死骸が見つかった場合に鳥インフルの検査をしている。振興局は「弱ったり、死んでいる野鳥は病原体を持っている可能性があるので、触らずに連絡してほしい」としている。  カラスに関する著書があるNPO法人札幌カラス研究会の中村真樹子代表によると、この時期は春に生まれた幼鳥が集団で行動している。中村さんが研究している14、15年の大量死では、家庭ごみを食べてウェルシュ菌による食中毒が起きた可能性が高いという。

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