2024年新種牡馬の結果分析 「サートゥルナーリア×2戦目」複勝率50.0%、単回率110%など好条件発見
アドマイヤマーズ産駒は1400m以下が狙い目
<2024年 主な新種牡馬の条件別成績> サートゥルナーリア×2戦目【6-1-1-8】 勝率37.5%/連対率43.8%/複勝率50.0%/単回収率110%/複回収率78% アドマイヤマーズ×1400m以下【4-2-1-4】 勝率36.4%/連対率54.5%/複勝率63.6%/単回収率172%/複回収率107% ナダル×ダート【6-5-4-6】 勝率28.6%/連対率52.4%/複勝率71.4%/単回収率70%/複回収率103% ルヴァンスレーヴ×ダート1700m以上【2-4-1-19】 勝率7.7%/連対率23.1%/複勝率26.9%/単回収率36%/複回収率195% 次に各種牡馬について好条件となるデータをピックアップする。 サートゥルナーリア産駒は初戦【6-4-2-25】勝率16.2%、単回収率68%に対して、2戦目【6-1-1-8】勝率37.5%、単回収率110%と、一度使われてパフォーマンスを上げている。新馬戦で3着に敗れたクライスレリアーナが次走の未勝利戦を5馬身差で圧勝したように、2戦目での上昇に注目したい。 アドマイヤマーズ産駒は短い距離の方が好走傾向で、妙味もある。成績は1500m以上【6-6-3-24】勝率15.4%、単回収率52%に対して、1400m以下【4-2-1-4】勝率36.4%、単回収率172%。これに関連して、前走から距離短縮の馬が【3-0-0-3】単回収率143%と好調だ。 ナダルは芝でも勝ち馬を輩出しているが、狙い目はやはりダート。その成績は【6-5-4-6】で複勝率71.4%、複回収率は107%とプラス域だ。となると芝からのダート替わりを狙いたくなるが成績は【1-2-1-2】で複回収率96%。好走こそしているが、プラス域に届くほどの妙味はない。 ルヴァンスレーヴ産駒は上記でも触れているが、ダートの中距離でこそ輝く。ダート1400m以下【2-1-0-13】複勝率18.8%、複回収率29%に対して、ダート1700m以上【2-4-1-19】複勝率26.9%、複回収率195%となっている。 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。
東大ホースメンクラブ