混乱終息のために亀田大毅はタイトル返上すべきか?
■事態を終息させるにはタイトル返上 この日、都内で、12月6日に両国で行われるWBC世界フライ級王者・八重樫東の防衛戦や、村田諒太のプロ第2戦などビッグマッチの記者会見が行われたが、あるボクサーは「あんなことが許されるのか。ボクシングの信頼がなくなってしまう」と憤慨していた。 そもそも、ソリスの計量失格というプロとしてあるまじき失態が招いたトラブルではある。IBFの不手際も指摘されるだろう。だが、私は、この混乱をファンが納得する形で終息させるには、試合に敗れた亀田大毅の潔いタイトル返上しかないと思う。JBCが、亀田サイドにタイトル返上を勧告することは、とても考えられないが、IBFの正式見解を受けて、どういう裁定を下すかにも注目をしたい。 (文責・本郷陽一/論スポ、アスリートジャーナル)