前K-1王者の武居由樹がボクシングのプロテストに合格
前K-1スーパーバンタム級王者で、昨年12月にボクシングへの転向を表明した武居由樹(24)=大橋=が8日、B級(6回戦まで)プロテストを受け、合格した。通常は東京・後楽園ホールでほかの選手と一緒に行われるが、緊急事態宣言下のため、特例で横浜市の大橋ジムで1人だけで受けた。 筆記試験、縄跳び、シャドーボクシング、2ラウンドのスパーリングを行った武居は「K-1を引退してすぐ、緊急事態宣言の中、受けさせていただき本当にありがたい。ボクサーとしてスタートラインに立てた」と喜んだ。 3月11日に後楽園ホールでデビュー予定(対戦相手未定)。「K-1のときのように、インパクトのある試合を見せられれば」と意気込んだ。元世界3階級制覇王者の八重樫東氏(37)が担当トレーナーを務めており、バンタム級かスーパーバンタム級を主戦場にする。 所属ジムの大橋秀行会長(55)は「改めて潜在能力の高さを感じた」と太鼓判を押した。