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慰安婦被害者イ・ヨンスさん「少女像撤去の主張は“悪い行動”であり、歴史の罪人」

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ハンギョレ新聞

直筆の手紙で「撤去はありえないこと」 日本極右勢力の主張を強く批判 新たに発足した菅政権に謝罪求める

 「イ・ヨンスの所信として、世界の歴史と人権問題解決の象徴である平和の少女像の撤去を主張することは、絶対にあり得ないことだと思います」  16日正午、ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧在韓日本大使館前の平和の少女像の傍では、少女像の撤去に反対する声が響き渡った。同日開かれた「第1457回日本軍性奴隷制問題の解決に向けた定期水曜集会」(水曜集会)では、日本軍「慰安婦」被害者として平和人権運動の先頭に立ってきたイ・ヨンスさん(92)の直筆の手紙が朗読された。日本の極右勢力が正義連の会計不正などに言及し、平和の少女像の撤去を主張したことに対して、イさんが反論したのだ。イさんは手紙で「歴史の証拠である少女像の撤去を主張することは、悪い行動だ。歴史の罪人だ」としたうえで、「少女像は被害者たちの恨(ハン)と悲しみであり、後世教育の心臓」だと強調した。  同日の水曜集会では、日本の極右勢力に対する批判とともに、首相に就任した菅義偉自民党総裁に対する懸念の声もあがった。正義連のイ・ナヨン理事長は菅首相に対し「安倍前首相ほどの歴史修正主義者ではないが、1965年の韓日請求権協定が韓日内閣の基本だという安倍政権の基調を繰り返す立場を表明した」と指摘した。  さらに、正義連は新たに発足する菅政権が「慰安婦」問題の解決と強制動員問題などの解決に積極的に取り組むことを求めた。イ理事長は「日本軍慰安婦問題だけでなく、強制動員やさまざまな戦争犯罪にきちんと向き合う時、真の平和と共存の道が開かれるだろう」とし、「菅政権が問題の解決に近づこうとする姿を見せることを強く求める」と述べた。正義連は「日本政府は公式の謝罪および法的賠償を行うと共に、未来世代に真実の教育を実施せよ」と主張した。  同日の連帯発言では、検察がユン・ミヒャン共に民主党議員を業務上横領などの疑いで起訴したことに対する批判の声もあがった。日本軍「慰安婦」問題解決全国行動の柴洋子共同代表は文書を通じて「検察も嫌疑を見つけられなかったと告白したにもかかわらず、こじつけの理由で起訴し、検察の体面を保つために動いているように見える」と指摘した。  一方、同日水曜集会の現場周辺では、自由連帯などの保守団体が対抗集会を開いた。彼らは、ユン・ミヒャン議員の辞任や正義連の解体などを主張した。 カン・ジェグ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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