酒造りの継承と発展を誓い合う 福島県二本松市でユネスコ無形文化遺産登録を祝う会
「日本の『伝統的酒造り』のユネスコ無形文化遺産登録を祝う会in二本松」は10日、福島県二本松市のアーバンホテル二本松で開かれ、世界に誇る酒造りの継承と発展を誓い合った。 県酒造組合二本松支部、にほんまつ観光協会の主催で、市内の奥の松酒造、大七酒造、人気酒造、檜物屋酒造店、本宮市の大天狗酒造の5蔵元と観光・経済界の関係者ら約30人が出席。太田英晴支部長が「日本のこうじによる酒造りは世界的にも珍しい。これからも二本松の地酒を応援してほしい」、安斎文彦協会長が「日本酒は文化、歴史、思いがつまった命の水。大切に守り、未来につなぐ」とあいさつし、三保恵一市長が祝辞を述べた。鏡開きに続き、菅野京一二本松商工会議所会頭の発声で乾杯して登録を祝った。