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【HISTORY OF THE U.S.OPEN】手負いのタイガー・ウッズが91ホールの激闘を制す

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毎年6月に“父の日”が最終日になるスケジュールで行われている全米オープンですが、今年は新型コロナウイルスの影響で9月開催となっています。そこで、PGAツアーを追い続けているゴルフカメラマン・JJタナベ氏に、記憶に残る名シーンを振り返ってもらいました。

<驚異的な精神力で痛みに耐え首位と1打差で最終ホールへ> 2019年のマスターズで11年ぶりのメジャー優勝を遂げたタイガー・ウッズ。11年前の優勝が2008年にトーレパインズで行われた全米オープンでした。3日目、ファインダー越しに見るタイガーは苦痛に顔をゆがめていました。手術した左ヒザの状況が悪化していたのです。足を引きずりながらプレーする姿には悲壮感すら漂っていました。そんな状況で3日目を終えて単独首位に立ったのはさすがですが、正直、4日目は棄権するのではないかと思っていました。 しかし、手負いの虎は驚異的な精神力で痛みに耐え、首位メディエイトと1打差で18番パー5へやってきます。ティショットをバンカーへ打ち込むと、2打目をレイアップして、3打目でグリーンオン。約4メートルのバーディパットは、糸を引くようにカップへと吸い込まれました。

<今でこそ復活を果たしたタイガー・ウッズだが…> 全米オープンの規定(※当時)により、プレーオフは翌日18ホールで行われましたが、それでも決着はつかずサドンデスに突入。初日から数えて91ホール目、メディエイトがボギーを叩いたのに対して、タイガーはパーをセーブ。まさに死闘を制し、全米オープン3勝目を挙げたのです。

このあとタイガーは、怪我の治療のためツアーを長期離脱。復帰後も数々のスキャンダルに見舞われるなど、プレー以外の場面で注目を集めることが多かったのは皆さんもご存じの通りです。今でこそ復活を果たしましたが、タイガーが本当の意味でタイガーらしかったのはこの大会で優勝するまでだったのではないかと思います。

<RESULT> 1 T・ウッズ ー1 2 R・メディエイト ー1 3 L・ウエストウッド 0 4 R・カールソン +2 4 D・J・トレイハン +4 6 M・A・ヒメネス +3 6 J・メリック +3 6 C・ペターソン +3 9 E・アックスリー +4 9 G・オギルビー +4 9 H・スローカム +4 9 B・スネデカー +4 9 C・ビジェガス +4

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