【新型コロナ】静岡県知事「年末年始、不要不急な帰省は我慢して」県境またぐ移動の自粛を強く求める
午後、静岡県の川勝平太知事は緊急会見を開き、年末年始を前に不要不急の帰省自粛を呼びかけました。 また、富士市立中央病院でクラスターが発生。危機的と呼びかけています。 新型コロナウイルスの感染拡大防止へ。川勝知事は、大きなポイントとなる年末年始を前に午後3時から臨時会見を開きました。 ● 川勝知事 「14日月曜日には国がGoToトラベルなどの一時休止を含む 年末年始の集中的な対策を打ち出しました。本県では、この動きに呼応するとともに医療提供体制の確保と感染拡大防止を図るため、県民の皆様、事業者の皆様のご協力のもと、来年1月11日まで年末年始のコロナ特別警戒を実施いたします」 旅行や帰省で移動する人が増える年末年始。首都圏や関西、北海道や愛知などで感染者が増えていることから川勝知事は、県境をまたぐ移動の自粛を強く求めました。 県独自の6段階の警戒レベルは上から3番目の「レベル4」=県内も県外も警戒で据え置きました。 クラスターの発生などで「レベル5相当」としていた静岡市と伊東市も「レベル4」になっています。 ● 川勝知事 「年末年始の帰省につきましては、普段、同居していない人との濃厚接触の機会となり、とりわけ、高齢の方々の感染リスクを高めるので、不要不急の帰省は我慢しておひかえいただくようお願いいたします。やむを得ず帰省される場合は、2週間前から大人数や長時間の飲食を控え、検温など健康管理を徹底してください。例年であれば年末年始は帰省した同級生や友人等と再会を楽しむための集まりや飲食の機会が多くなりますが、今年は特に、学生や若い年代の皆様には徹底した感染防止に心がけてくださるよう強くお願いいたします」 また、川勝知事は国のGoToイート事業について、すでに新規の発行を休止している食事券やポイントによる支払いを来年1月11日まで自粛するよう求めました。県独自の宿泊割引も国のGoToトラベル停止期間に合わせ、28日から来年1月11日まで利用を一時停止にします。