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【巨人】丸佳浩、V打&ダイビングキャッチ…風向きから芝の感触まで入念にチェックして生まれた美技

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スポーツ報知

◆JERAセ・リーグ 広島3―5巨人(1日・マツダスタジアム)  1打席目の初球を迷わず振り抜いた。丸のバットにはじかれた強烈な打球は左前で弾んだ。「何が来るんだろう、と探らないようにしました。ある程度ゾーンに来た時に強く振れるように、見ながら見ながらというよりは、どちらかというと積極的にいこう、と」。初回2死一、二塁。初対戦となったスコットの甘く入ったスライダーをはじき返し、先制のタイムリーヒットを放ち、チーム3試合ぶりの先制点をもぎ取った。  6回先頭では菊池保の低め直球を強振し中越え二塁打でチャンスメイク。「まずは塁に出るということを最優先に考えながら、あまり強引にならずに入っていった。うまいこと反応できた」。その後三塁へ進塁し、ウィーラーの左前安打で5点目のホームを踏んだ。  好守でもチームをもり立てた。2回1死。坂倉のライナー性の打球に全力疾走してダイブ。難易度の高い正面、しかも地面スレスレの打球をグラブに収めた。「“ド正面”だったので、判断が難しかったですけど、何とか捕れるように今もずっと練習してきている」  広島時代から昨季まで7年連続7度のゴールデン・グラブ賞を受賞している丸の好守の裏には日々、怠ることのない地道な確認作業がある。「球場の芝の状態は季節によっても違うし、(毎日)風の感じも違う」。風向きは多くの選手が確認するにしても、芝の感触に至るまで入念にチェックするのが丸流。特に屋外のビジター球場では、守備練習の際に中堅エリアで地面を見て足踏みをし、何度もグラウンドコンディションを確認することがある。「今日の守備に関してはそういう成果が出たのかなと思います」。本人も納得したように小さな積み重ねが試合で1回あるかないか、ギリギリの場面での美技につながっている。  2位・阪神が勝利したため、優勝マジックは1つ減り「21」になったが、丸は冷静だ。「(マジックは)一気に減るわけでもない。今日のようにしっかりと続けていくことがすごい大事。一つ一つ目の前の試合に全力で臨まないことには優勝もそうですし、日本一もない」。優勝の先にある日本一を見据えながら打って、守って輝きを放つ。(小林 圭太)

報知新聞社

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