J1福岡の24歳MFがトークショー 来季は「僕の力でタイトルを」 先輩DFの〝仰天〟行動も暴露
J1アビスパ福岡のMF北島祐二(24)が14日、福岡市の複合商業施設キャナルシティ博多内の「Alpen FUKUOKA」でトークショーを行い、来季の目標として自己最多となるJ1リーグ30試合以上の出場を掲げた。 ■「これで最後なんだなと…」スーパーゴール直後に涙腺崩壊シーン【動画】 福岡U―18(18歳以下)出身で2019年にトップチームへ昇格した北島は、昨季J2の東京Vへ期限付き移籍。アビスパがクラブ初タイトルとなるYBCルヴァン・カップを制した際は東京Vの練習があり、クラブハウスで試合を見ていたという。 「(初タイトルに)めちゃくちゃうれしかったけど、自分がピッチに立ってタイトルに導けなかったのが少し悔しくて。僕が出てチームに貢献し、僕の力でタイトルを取って皆さんと喜べたら。皆さんを泣かせられるように頑張ります」と約50人のサポーターに誓った。 アビスパに復帰した今季もこの目標を掲げたが、J1リーグの出場は18試合で無得点。ノルマに課した「得点とアシスト合わせて10以上」も達成できなかった。6月16日のホーム鳥栖戦で決定機に外した場面を「今でもあの時に戻りたい」と悔やむ若手アタッカーは「ゴールとアシストを合わせて10というのは引き続き狙う。後は30試合以上出るのを新たな目標にしたい」と宣言。「よりゴールの確率が高くなる判断を瞬時にできれば」と来季への課題も挙げた。 トークショーでは今季一番笑った場面として、6月2日のアウェー柏戦前に起きたエピソードも明かした。ロッカールームでのミーティングでセットプレー時の守備について指示を受けている際「なんかパチ、パチって音が聞こえるんですよ。『みんな静かにしているのに』と思って見たら、宮(大樹)君が手の爪を切っていて。『何してんだ、この人』と思って笑いそうになりました。後から(宮は)監督にめちゃくちゃ怒られていました」と語ってサポーターの笑顔を誘った。 柏戦は宮にとっては故障から10試合ぶりにベンチ入りした試合で、2―0で迎えた後半34分に出場して勝利に貢献している。北島は「しっかり体を張って守り切っていました」とフォローも忘れなかった。 ▼▼注目選手の去就は?今オフの契約状況【一覧】▼▼
西日本新聞社