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試合前練習から勝負は始まっていた Tリーグ史上ベストゲームの裏側

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卓球Tリーグ2ndシーズン、台風の目となった琉球アスティーダを率いるのは張一博監督だ。2季目に就任した指揮官は、Tリーグベストゲームとも称される男子最終戦のT.T彩たま戦に勝利し、1季目最下位だったチームを2位に導いた。 【写真】早川周作琉球アスティーダ球団社長と意見を交わす張一博 先日のT.T彩たまの坂本竜介監督に続き、今回は張監督にオンライン取材を試みた。 「シーズン中は僕の考えをあんまりシェアしたくない。でも今はひと段落したから言えますよ!」。プレーオフファイナルが中止となり、2ndシーズンが終了した5月、張監督はシーズン最終戦の裏側をいつもの陽気さで語ってくれた。

Tリーグ男子最終戦スコア

琉球アスティーダ 3-2 T.T彩たま 李平/吉村真晴 0-2 ◯黄鎮廷/神巧也 10-11/6-11 荘智淵 2-3 ◯松平健太 11-9/10-11/11-6/5-11/10-12 〇有延大夢 3-2 ピッチフォード 4-11/11-6/11-9/6-11/12-10 〇吉村真晴 3-0 神巧也 11-3/11-8/11-4 〇荘智淵 1-0 松平健太 11-7

前半2本失点 「ハーフタイムの時間は相当地獄でしたよ(笑)」

――プレーオフが中止となり、結果的にシーズン最終戦となった2月16日のT.T彩たま戦。ファン、関係者からベストマッチと称される試合、振り返ってみていかがですか? 張一博監督(以下、張):その前の岡山戦で負けたので、勝ち点1点差で彩たまに負けていた。もう正直やるしかないと思った。 内心は、この試合で勝ったらプレーオフだと思うと、試合前からずっとドキドキしてました。 ――オーダーの意図はどうだったのでしょうか? 張:誰を出すか、誰を出さないかは難しかったです。特に彩たま戦はそこまで1勝5敗と負けてたから。 最初、僕は朱さん(朱世赫・チュセヒョク)を出したかった。彩たま戦はすごい負けてる(0勝5敗)んですけど、朱さんの名前とキャリアはある程度安心感があるんですよ。負けても仕方がないと思える。 ただ、僕は監督ですが、全部自分で決めるのではなく、ある程度全員と話をして意見を聞いて決めるのが僕のスタイル。そこで「(朱世赫は)彩たま戦で分が悪い。他の選手を出したらどうか」という提案を(吉村)真晴からしてきた。もちろん最後の判断は僕ですけど、勇気を出して朱さんでなく有延を起用しました。 ――有延選手の起用は彩たま・坂本監督も驚いたとインタビューでおっしゃってました。 張:正直、有延を出すのは勇気がないとなかなかできないことです。ただ、本当はダブルス(李平/吉村真晴ペア)と荘さん(荘智淵・チュアンチーユエン)のシングルスのどちらか1点は取れるだろうという気持ちもあったんですよ。 ――実際は2点とも彩たまに奪われました。 張:ダブルスも荘さんも競り負けて、0-2になったときは正直心の中は「あーこれやばいな」と。僕は顔に出さないんですよね、監督なので出ちゃダメなので。ただ、ハーフタイムの時間は相当地獄でしたよ(笑)。 「まだまだ試合残ってるんで、頑張ればまだ挽回するチャンスはある」と自分に言い聞かせる意味も込めて、選手たちには話しかけましたね。

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