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【MLB】選手会は採決を延期 最大の敵はコロナウイルス

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MLB.jp

 ESPNのジェシー・ロジャースによると、メジャーリーグ選手会は日本時間6月22日に予定していた2020年シーズン開幕に関するメジャーリーグ機構からの提案を受け入れるか否かの採決を再度延期した。球界で新型コロナウイルスの感染が広がっているほか、ロブ・マンフレッド・コミッショナーからの新たな条件提示もあり、結論を出すにはもう少し時間が必要であるとの判断に至ったようだ。

 ESPNのジェフ・パッサンが報じたところによると、マンフレッドは選手会のトニー・クラーク専務理事に文書を送付し、2020年シーズンに十分な試合数が開催されない場合、2021年のポストシーズン拡大と両リーグでの指名打者制導入をキャンセルする意向を伝えたという。今年から2年間、ポストシーズン出場枠を10球団から16球団へ拡大することと、ナ・リーグでも指名打者制を導入することは、すでに両者間で合意が成立したと見られていた。

 当初、選手会は日本時間6月21日に採決を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大によって各球団のトレーニング施設が一時的に閉鎖されたことを受け、新型コロナウイルスに関する情報を収集するために採決を延期。マンフレッドから文書が届いたことにより、日本時間6月22日に予定されていた採決も再度延期された。

 MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、各球団のトレーニング施設に滞在していた選手とスタッフから約40人もの感染者が発生したようだ。3月にスプリング・トレーニングを中断することが決定された時点での球界での感染者は「10人以上」だったと言われており、その4倍近い感染者が出ていることになる。

 ヘイマンは「メジャーリーグのシーズンにとって本当の脅威が新型コロナウイルスであることは間違いない」と伝えている。機構側と選手会による「銭闘」ばかりが注目されてきたが、新型コロナウイルスという最大の敵にしっかり対処できなければ、2020年シーズンを開幕することは難しいかもしれない。

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