みんなで気をつけよう!榎木淳弥&日笠陽子、体内トラブルで学んだことと声優の働き方改革「はたらく細胞BLACK」特別対談
過酷な体内環境で必死に戦う細胞たちを描いたアニメ「はたらく細胞BLACK」が2021年1月に放送開始となる。2年前に放送された「はたらく細胞」のスピンオフ作品ではあるが、かわいい&ほっこりシーン満載の「はたらく細胞!!」に対し、「BLACK」は体内トラブルの連続だ。今回は赤血球(AA2153)役の榎木淳弥、白血球(1196)役の日笠陽子に、自身の健康状態についてインタビュー。キャスト自ら、体に気をつけようと誓うエピソードを披露した。 ―「はたらく細胞BLACK」は働きすぎ、飲酒、喫煙、睡眠不足など、現代社会で働く人々に起こっていることそのままの作品です。お二人も体について考えることや、気をつけ始めたことはありますか。 日笠陽子(以下、日笠) この人、撮影中に体壊してましたよ。アフレコ中。 榎木淳弥(以下、榎木) 実は逆流性食道炎になりまして…。 ―いかにもストレス系や、生活習慣の乱れ、という病気ですね。 榎木 食べすぎとか寝不足とかもあるんでしょうけどね。本当にアフレコ中に、物理的に胸が痛くてしょうがなかったです。精神心的な問題じゃなくて、胃液で食道が焼けてしまって「痛ぇ…」って。声出すと痛いんですよ。でも、それが演じるには役に立ったのかなとも思います。 日笠 お話として逆流性食道炎、やってほしかったね。男性はなる人多そうだし。 榎木 ははは。そうですね。脂っこいものとか食べるからかな。 日笠 おじいちゃんとおばあちゃんがなるらしいよ。 榎木 昔からそうなんですよね。若いのにお年寄りのなる病気になりやすくて。中学生の時にヘルペスになりましたから。 日笠 珍しい!免疫力が弱いのかしら。 榎木 生活を改めたいですね。
日笠 私はこのアニメが始まる前、キャスト発表の時に、「サプリをいっぱい飲んでいれば健康を保てていると思ってます」みたいなコメント出したんです。ところがリアルに自粛期間中に、サプリをめちゃくちゃ飲んだら、胃を壊してしまって激痛に襲われました…(苦笑)あれは胃の中で分解するのも、大変なんですよ。固形サプリを(手の平に盛るように)ザラザラーって飲んでいたんですよね。薬じゃないし、サプリだからいいかなと思っていたんですけど、やっぱり飲み合わせもあるし、固まっているものを分解するのに、腎臓や肝臓を結構使うんですよね。無理に頑張らせちゃったみたいなので、今は(小声で)少なくしています…。 榎木 よく聞きますよね。ジムのトレーナーさんも、サプリを飲みすぎてトイレが近くなっちゃうって言っていました。医学的な観点はよくわからないですけど。 日笠 女子はむくまないようにカリウムのサプリを飲んだほうがいいよ、とか言うんですけど、それを飲んだら何かと飲み合わせがよくなかったのか、分解する水分がなかったのか…。私はあんまり水分を取れないタイプなんですが、むくみを解消しようとして、水分を出すサプリを飲んだりしちゃったから、「もう無理だよ!」って体がなったんだと思います。