史上最高のヒットマンは誰? NPB通算安打ランキング第1位。日本球界で唯一3000安打に到達
プロ野球のレギュラーシーズンが、今年も開幕した。昨季は松田宣浩内野手(ソフトバンク)の300本塁打、涌井秀章投手(楽天)150勝などの通算記録が達成。今季は中島宏之内野手(巨人)の通算2000安打、本塁打数歴代14位(446本)につけている中村剛也内野手(西武)などは、さらなる記録更新にも期待がかかっている。 【写真】最大瞬間風速がすごかった5人ほか ここでは、各カテゴリのNPB歴代最高記録ランキングトップ10を紹介していく。今回は、通算安打数編。(成績は2022年5月19日時点)
第1位:張本勲 3085安打(実働期間1959-1981)
生年月日:1940年6月19日 身長/体重:181センチ/85キロ 投打:左投左打 経歴:(広島・松本商-浪華商-)東映、日拓、日本ハム-読売-ロッテ 通算3085安打を放った張本が、2位以下を大きく引き離してトップに立った。 浪華商から1959年に東映に入団した張本。イチローに並ぶ7度の首位打者に輝き、歴代最高の“安打製造機”として知られる。 入団から20年連続で100試合以上に出場し、100安打以上をマーク。NPB唯一の3000安打に加え、500本塁打と300盗塁もクリアしており、通算打率も3割超え。さらには、「3割300本300盗塁」と脅威の“通算トリプルスリー”を達成している。 当時は最多安打の表彰がなかったため、同タイトルの受賞はないが、首位打者7度、パ・リーグ最多記録となる最高出塁率9度を獲得。ベストナイン受賞も計16度を数えた。
ベースボールチャンネル編集部