「事実関係の大枠はかなりわかってきている」男子児童死亡のプール事故 有識者による検証委員会が4回目の会議【高知】
中学校のプールで行われた小学校の水泳の授業で男子児童が溺れて死亡した事故で、28日夜、4回目の検証委員会が開かれました。 【写真を見る】「事実関係の大枠はかなりわかってきている」男子児童死亡のプール事故 有識者による検証委員会が4回目の会議【高知】 2024年7月、高知県高知市の長浜小学校が、設備故障により南海中学校のプールで行った水泳の授業中、4年生の男子児童が溺れて死亡しました。 高知市が立ち上げた医師や弁護士らによる検証委員会は、28日夜、4回目の会議を非公開で開きました。28日夜は事故前後の事実関係の確認や、さらなるヒアリングの必要性について協議されたということです。 (検証委員会 中内功 委員長) 「事故前の状況、事故に至る経緯、当日の状況、事故後の状況を踏まえて、大筋、事実関係の大枠はかなりわかってきていると思います。細かい部分について、もう少しこういった調査が必要とか議論しています」 中内委員長によりますと、3回目から28日夜までの間には、学校や教育委員会の関係者らに13回のヒアリングを行ったということです。次回は12月23日に開かれる予定です。
テレビ高知
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