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逃走中のサーバルキャット、生態は? 3mのジャンプも

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朝日新聞デジタル

 ネコ科の肉食動物「サーバルキャット」が静岡市葵区の飼育施設から逃げ出した。発表から一夜明けた6月30日、市の担当者らは終日、対応に追われた。サーバルキャットとは、どんな動物で、どのように捜索しているのか。 【写真】東山動植物園で飼育するサーバルキャット=2020年6月29日、同園提供  逃げているのは体長約70センチの1歳のオス。27日朝、静岡市葵区東2丁目の飼育施設から逃げ出した。市中心部から北に7キロほど離れた住宅街で、近くには山や畑が広がる。  市によると、30日夕方までに7件の目撃情報が寄せられた。「午前4時ごろに、それらしき姿を見た」という近隣住民からの情報もあったが、発見には至っていない。この日、静岡市は終日、強い雨が降った。市は施設の敷地や周辺に猫のエサの缶詰を入れた捕獲用のオリ3台を設置。雨がやむのを待って飼い主と捜索する予定だ。  サーバルは人間に危害を加える恐れがある「特定動物」に指定されている。飼育するには自治体の許可を得た上で、鍵付きの二重扉が付いたオリが必要だ。市によると、逃げたサーバルは飼い主がオリに入った際、内側の扉をすり抜け、外側の扉を押し破って逃げたという。施設に近い市立麻機小学校では、児童にひとりで登下校しないよう呼び掛けた。  1962年から飼育する東山動植物園(名古屋市)の白木康雄・獣医師によると、野生のサーバルはアフリカの草原に生息し、ネズミやリス、ウサギ、小鳥などを食べる。飛び上がった鳥を3メートル近くジャンプして叩き落とす能力があるが、人をエサとして認識することはなく、刺激しなければ襲ってこないという。

朝日新聞社

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