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ロッテ・安田尚憲が打席で余裕を生むために行う動作

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 培ってきた技術を発揮するには、心の強さも必要になる。長丁場のペナントレースを戦う上ではなおのこと。昨季、イースタンで本塁打&打点の2冠を獲得し、飛躍が期待された高卒3年目のロッテ・安田尚憲も、一軍で試合に出続ける中でメンタルの重要性を実感している。 安田尚憲、泉圭輔、渡邉諒…パ・リーグ6球団 今季の「若手成長株」は?  開幕直後は三番や五番を担う中で、快音を響かせることができず。「自分だけでテンパっていた」と言う安田は「『結果を出さないといけない』と思い過ぎていて、あまり周りが見えていなかった」と振り返る。その中で、助っ人の一言で気が付いた。 「マーティンに言われたんです。『自信を持って打席に立て』と。『打席の中では、自信がない姿を見せるな』と言われて、ハッとした。しっかりと自分のスイングをする。その大事なことを思い出させてもらえました」  7月21日の西武戦(メットライフ)で四番に抜てき。以降、その座を守り続けている男は「まだまだ自分が四番だと言い切れるほどの実力はないですけど、打たしてもらっている以上、チャンスの場面では、しっかり自信を持って打席に立ってランナーを返していきたい」の言葉どおり、四番での得点圏打率は3割超を記録。四番として35打点をマークしているのは、“自信”の2文字の大切さを痛感したからだ。 「もちろん技術も大事です。でも、毎日試合をして、長いシーズンを戦う上では、メンタルの大事さを感じているんです」  自信を持って打席に立つからこそ、周りを見る心の余裕も生まれていく。打席に入った際、必ずバットを投手に向けて構えるルーティーンを貫く理由も、ここにある。 「投手に、そして試合に入っていく感じで。打席からの見え方だったり、球場の雰囲気だったり、視野を広げるためでもあるんです。そうすることで、心にも余裕が生まれて、自分のスイングができる。その結果、甘いボールを1球で仕留められれば一番いい」  チームは首位・ソフトバンクと1.5ゲーム差の2位。シーズンも終盤に進み、優勝争いは激しさを増していく。それでも、もう迷いはない。 「より1つの勝ち、1つの負けが多くなってくる。だからこそ、よりチャンスで打てるように。チームの勝利に近づけるようなバッターになっていきたい。これからは普段より、プレッシャーがかかってくるのは分かっているので、そこでも自分のスイングができるように準備していくだけです」 “準備”もまた、心の余裕を生んでいくもの。経験を着実に力に変えつつある安田尚憲は、誰もが認める四番へと成長していく。 写真=BBM

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