決勝マウンド託された戸郷翔征、「投手が抑えれば必ず勝てる」「世界一になって楽しくオフを迎えたい」意気込む【プレミア12】
◇23日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」2次リーグ 日本9―6台湾（東京ドーム） 大会史上初の全勝優勝に向けて、侍ジャパンのエース格が臨戦態勢を整えた。決勝の台湾戦（東京ドーム）に先発する予定の戸郷は23日、「投手が抑えれば必ず勝てる」と強調。「世界一になって楽しくオフを迎えたい」と意気込んだ。 1次リーグでは18日のドミニカ共和国戦（天母）に先発して4イニング2失点。序盤に制球を乱し、2回までに2点を失った。登板後には「次はゼロに抑えられるように頑張ります！」と雪辱を宣言。安定感のある投球で勝利に導くことを誓った。 台湾とは今大会3度目の対戦となる。「難しい戦いになる」と気を引き締めた一方で「データもある程度入る。楽しみなところはあります」と気負いもなかった。昨春のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）では決勝に2番手で登板。大一番の緊張感を経験した。 「そこの先発の重要性もWBCでわかりましたし、いい経験になると思うんで、楽しみながらやりたい」。今回は先発の柱として招集された。世界一を決める重要なマウンドで本来の投球を見せつける。
中日スポーツ
