香港最強馬ロマンチックウォリアーは来年の中東遠征プランが変更に…サウジCでダート初挑戦へ
香港の最強馬ロマンチックウォリアー(セン6、C・シャム)の中東遠征プランが変更になったことを29日、地元の「サウスチャイナモーニングポスト」電子版が伝えている。同馬の陣営は来年2月22日のサウジC(G1、ダート1800メートル、キングアブドゥルアジーズ)、4月5日のドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、メイダン)挑戦を明言している。 当初は先日登録が発表された1月24日のアルマクトゥームチャレンジ(G1、ダート1900メートル、メイダン)で初ダートに挑戦し、サウジCに向かうプランだったが、同日のジェベルハッタ(G1、芝1800メートル、メイダン)にステップレースを変更することになった、と報じられている。 シャム師は「オーナーは(中東で)最初にダートを走らせたくないので、初ダートはサウジCです。ジェベルハッタは彼が環境に慣れるのに役立つでしょう」とコメント。「サウスチャイナモーニングポスト」紙によると、ロマンチックウォリアーは3連覇がかかる香港カップ(G1、芝2000メートル、12月8日=シャティン)を走った後、12月17日に香港を出発予定。サウジCの後はドバイワールドCに挑むのか、ドバイターフ(G1、芝1800メートル、4月5日=メイダン)に挑むのかを検討する予定になっている。シャム師は中東で予定している3戦とも主戦のジェームズ・マクドナルド騎手が騎乗すると語っている。