名古屋MF杉森がレンタル先の徳島に完全移籍「とても寂しいですが…」
徳島ヴォルティスは7日、名古屋グランパスから期限付き移籍していたMF杉森考起(23)が完全移籍することを発表した。 名古屋U-18出身の杉森は、2014年にクラブ史上最年少の16歳でプロ契約を締結。2018年に町田へ期限付き移籍し、2020年は徳島にレンタル移籍した。同シーズンはJ2リーグ戦でキャリアハイの34試合に出場し、3得点をマーク。徳島のJ2優勝とJ1昇格に貢献した。 徳島のクラブ公式サイトを通じて「完全移籍で徳島ヴォルティスの一員になれることをとても嬉しく思います。昨シーズンはJ1昇格・J2優勝を達成しましたが、個人的にはシーズン終盤で怪我をしてしまい、チームの力になれず悔しい思いをしました。しかし、徳島のファン・サポーターの皆さんと共に戦ったこの一年は自分にとってとても充実した一年だったと感じています。支えてくれた皆さんに感謝しています。ありがとうございました。今年も徳島ヴォルティスのために全てを尽くします。一緒にJ1を楽しみ成長していきましょう!」とコメントしている。 また、名古屋のクラブ公式サイト上では「9歳から在籍した大好きなクラブを離れるのはとても寂しいですが、サッカー選手として成長するために決断しました。まず僕を育ててくれた名古屋グランパス、アカデミーのコーチ、スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。そして、いつもどんな時も応援していただいたファン・サポーターの方々にもとても感謝しています。グランパスでは思うような結果を残すことができず申し訳ない気持ちもありますが、グランパスファミリーの皆さんと一緒に戦った日々は一生忘れません。名古屋で僕に関わってくれた全ての方々に感謝しています。約14年間、本当にありがとうございました」とメッセージを送った。 以下、クラブ発表プロフィール ●MF杉森考起 (すぎもり・こうき) ■生年月日 1997年4月5日(23歳) ■出身地 愛知県 ■身長/体重 174cm/67kg ■経歴 名古屋U-15-名古屋U-18-名古屋-町田-名古屋-徳島-名古屋 ■出場歴 J1リーグ:8試合 J2リーグ:89試合8得点 J3リーグ:14試合5得点 カップ戦:13試合 天皇杯:7試合1得点