写真=NewsenDB

RAIN（ピ）が不動産を売買した代金として85億ウォン（約9億4,000万円）をだまし取った疑いで訴えられたと報じられたことに対し、事務所が公式コメントを発表した。 25日、YouTuberのクジェヨクは、自身のYouTubeチャンネルを通じて、RAINが2022年5月20日に自身の梨泰院（イテウォン）の住宅を85億ウォンで売却したと報道された記事を紹介し、「この物件は虚偽のもので、情報提供者はRAINを特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺容疑で龍山（ヨンサン）警察署に告訴状を提出した」と伝えた。 クジェヨクは「大手の不動産会社を通じて、RAINと情報提供者は互いの建物を売買する契約を締結した」とし「情報提供者はRAINの住宅を85億ウォン、RAINは情報提供者の建物を235億ウォン（約27億円）で買収する契約を締結した」と話した。 続けて「RAINは自宅を見せてほしいという情報提供者の要請を断ったという。その理由は家にキム・テヒがいるため、プライバシー侵害が懸念されるということだった」とし「それでは写真だけでも送ってほしいと言ったけれど、送ってくれなかった。そのため情報提供者が『このような契約は認められない』と契約破棄の意思を伝えると、RAINは不動産会社を通じて住宅の写真を送ってきた。情報提供者は写真を見て契約を維持することにした。その家が気に入ったからだ」と話した。 これに対し「RAINの家を訪問することはできなかったが、提案してきた不動産会社も大手であり、芸能人であるRAINを信じて売買契約を進めた。2022年5月20日に契約を終え、7月1日に情報提供者が初めてRAINの住宅を訪れることになったが、実際に見て驚いた。RAINが送ってきた写真とは全く違う家だったからだ。RAINが不動産会社を通じて送った写真は、あるYouTuberのカリフォルニアにある邸宅の写真だった。写真は4階建てでプール付きの住宅だったが、実際の住宅は2階建てでプールもなかった。また、メンテナンスがされておらず、家はめちゃくちゃな状態だったという」と主張した。 これに対して所属事務所のRAIN COMPANYは同日、公式コメントを発表し「買い手の主張は完全なる虚偽事実だ」と明かした。告訴状はまだ受け取っていないという。 所属事務所は「売り手が芸能人だという理由だけで、ひどく傷つけられた」とし「常識的に考えても、数十億ウォンの住宅を写真を見るだけで購入したということ自体が理屈に合わない。不動産を売買する時に提供したり、確認したりする登記簿謄本や建築物台帳だけを見ても、買収人の主張はつじつまが合わない。外部から住宅を見ても確認はできる。また、インターネットで住所を検索するだけで外観は見ることができる」と反論した。 続けて「相手の主張が事実ではないという証拠はたくさん持っているが、相手が虚偽事実で告訴などを提起する場合、これを法的な手続きに沿って証拠資料として提出する。一歩遅れてこのようなことを行うのは、悪意を持って傷つけようとしているとしか考えられない」とし「今回のことは事実関係が非常に明確で、相手の主張は常識的にも実際とはかけ離れているもので、当事者が芸能人という理由で弱点をつかみ、このような行為をすることに強力な法的対応をするつもりだ。また、今回のような被害が二度と発生しないよう、前例を作る」と伝えた。