衣類スチーマーきちんと使えてますか?正しい使い方とやってはいけないこと
3. 温度が上がるまで待つ
スチーマーの温度が上がるまで待ってから使いましょう。十分に温度が上がっていないとスチーマーが性能を発揮できないだけでなく、服に水滴が飛び散って衣類がしめり、すぐに着られなくなります。スチーマーにランプやインジケーターがついているならそれが点灯するまで待ちます。ランプやインジケーターがない場合は説明書に記載されている時間をとりましょう。準備が整ったらスチーマーのヘッドから蒸気が出始める機種もあります。
4. スチームを当て始める
服に当て始める前に、スイッチを押し、服に当てるのと同じようにスチーマーを少し斜めにしてスチームを出してみましょう。すぐに服にむけてしまうと水滴が服に飛び散ってしまいます。それから空いている方の手で衣類をピンと張ります。そしてスチーマーを上から下にゆっくり動かし、短い筋を描くように当てます。服の布地に強く押し付けてはいけません。またシルクのような非常にデリケートなものである場合を除き、服から遠く離しすぎてもよくありません。デリケートな素材の場合にはスチーマーを1cmほど離すと服にダメージを与えません。 そういったデリケートな素材や装飾のあるものは、形や装飾の接着部分を守るために裏返しにして当てましょう。ダメージを防ぐために1カ所に長い時間当てず、少しずつ当ててください。何よりもスチーマーのメーカーのガイドラインを守るのがいちばんです。なかには頑固なしわをとるためには水平にしてスチーマーを当てることを推奨しているメーカーもあります。
5.指先に注意すること
ノズルから出る蒸気は火傷をする恐れがあるので注意が必要です。指先に注意しながらスチームを当てるようにしましょう。スチームを当てたばかりの衣服も熱くて危険です。もし付属品の熱保護グローブやパッドがある場合には着用します。スチーマー用のグローブも販売されているので購入するのもおすすめです。
6. 時間をかけること
しわになりやすく厚手の素材は一度でしわを取ろうとするのではなく何回も当てるようにしましょう。スチーマーをかけた服は冷まして、乾燥させてから着用します。