衣類スチーマーきちんと使えてますか?正しい使い方とやってはいけないこと
雑誌『グッドハウスキーピング』研究所の最近の調査で、アイロンがけは家事のなかで最も不人気なものの1つであることがわかりました。実際16%もの人が、もし魔法の杖があればアイロンがけをお願いしたいと考えているそうです。『グッドハウスキーピング』のウェブサイトでも、昨年アイロンの販売台数は28%減少しましたが、衣類スチーマーは27%増加しました。 【写真集】プロ直伝!衣類スチーマーのおすすめの使い方とやってはいけないこと 今まで衣類のしわを伸ばすといえばアイロン一択でしたが、近年衣類スチーマーは新たな選択肢として人気を獲得、アイロンの座に迫っています。ですがスチーマーの上手な使い方を知っている人はどのくらいいるでしょう?
スチーマーは服に水滴を垂らしてしまうなど、使っているとき失敗しやすいアイテムです。そこで今回はスチーマーの上手な使い方をステップごとにご紹介します。もしあなたがスチーマーの達人だったとしても、これを読めば最高のスチーマーをさらに上手に使えるようになるでしょう。
1. 部屋を換気する
スチーマーを使うと蒸気がたくさん出て湿度が上がります。そのため、あらかじめドアや窓を開け、部屋の風通しをよくしておくとよいでしょう。そうしないとカビを増やすことになりかねません。湿度を下げるために除湿機を使うのもおすすめです。 そしてスチームするものを吊るすスペースを確保しましょう。バスルームのシャワーレールがぴったりです。バスルームは換気がしやすく、スチームするものに手が完全に届きます。ドア枠も適しています。ただドアの表面が剥き出しの木材などではないことを確認してください。水がかかるとドアにダメージを及ぼしてしまいます。
2. 設定を使い分ける
使い始める前にもっているスチーマーの性能をよく把握しましょう。説明書に目を通し、どのような設定が使えるのか確認しましょう。素材によって適した設定が違ったり、連続スチームや手動スチームなどの設定があったりします。適切な設定を使わないと洋服を傷める危険性もあります。スチーム中に設定を切り替える必要がある場合は、スチーマーがそれに対応するための時間を十分とってからスチームを当てましょう。