「スピード違反偽造」元警察官に執行猶予5年懲役2年6か月有罪判決
スピード違反の測定結果を偽造するなどした罪に問われている元警察官の男に執行猶予5年懲役2年6か月の判決が言い渡されました。 元道警交通機動隊の吉本潤被告58歳はおととし8月から去年5月、10回にわたってスピード違反の取締まりで測定結果を偽造し、違反切符を切ったとして証拠隠滅などの罪に問われています。 きょうの裁判で札幌地裁の中川正隆裁判長は「警察官の職務の重要性に対する意識があまりに低い」としながらも被告人が懲戒免職処分を受けるなど既に一定の社会的制裁を受けていることなどから懲役2年6カ月、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
HTB北海道ニュース