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阪神・糸井嘉男 最終コーナーで真価を発揮する/ラストスパートに懸ける

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週刊ベースボールONLINE

 甲子園のアルプススタンドにファンが入場した光景に糸井嘉男は「やっぱりあそこが埋まると盛り上がりますね」と来場者への感謝の言葉を口にした。  17年目39歳。コロナ禍の影響で120試合制となった特別なシーズンも終盤に差し掛かってのお立ち台に立った糸井は「明日も勝ちます」と再びテンションを上げてきた。  糸井にとっても2020年シーズンは特別な年だ。昨年10月の左足首手術からの復活をかけた戦い。契約最終で気を緩めることのできない年だった。  開幕直前に「うっぷんを晴らしたい。いろんなものをジャッカルしたいです」といったのは自ら置かれた立場を理解した上での糸井節だったのだ。  開幕は「一番・右翼」で迎えたが7月中旬からは打率2割台に落ち込んだ。打順も「七番」を経験するなど、打順で固定されることはかなわなかった。 「やっぱり悔しいし、自分自身を責める日もある。原因は分かっているけどそれを言い訳にしたくない。またよしっ、と言ってやってきます」  開幕してから2勝10敗とスタートダッシュに失敗し、落ち込んだチームが上位へと浮上していった試合には、糸井のバットが貢献してきたゲームもあった。好不調の波にもがきながらプレーしてきたのだ。  チームは三番不在が響いた時期もあったが、9月後半に入り、糸井が入って決勝打を放つなど、ここにきてベテランの意地を見せつける。残り試合に真価が問われている。

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