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「新型コロナウイルス」感染拡大により催事販売が中止、めん類製造の(株)八千代が破産申請

配信

東京商工リサーチ

 (株)八千代(TSR企業コード:840052995、法人番号:5480001007413、美馬郡つるぎ町半田上蓮137-1、登記上:同郡つるぎ町半田字田井300-1、設立1952(昭和27)年5月、資本金2000万円、渕尻一郎社長)は5月7日、徳島地裁美馬支部に破産を申請した。申請代理人は堀内克則弁護士ほか1名(堀内克則法律事務所、高松市紺屋町5-5、電話087-822-2206)。  負債総額は約4億円。  1950年に建設業者として創業、地元で発注される公共工事を主体に施工実績をあげてきた。2008年、地元の半田地区で盛んな「半田素麺」の製造業に参入すると、2012年には建設業を廃業し、めん類製造に業態転換した。  国産小麦にこだわった高級品の品揃えで、全国での催事販売に加え、一時は海外へ販路を見出すなど積極的に事業を展開していたが、同業他社との競合は激しく年間売上高は約1億円にとどまっていた。また、催事への出店や輸出業務での経費負担が重く、採算性は低調に推移。建設業を営んでいた頃に抱えていた約2億円の負債は、めん類製造への参入によってさらに膨らんだ。  こうしたなか、新型コロナウイルス感染が拡大すると、営業基盤の柱だった催事の多くが中止となり経営がさらに悪化、支えきれなくなり今回の事態となった。