死闘制したフチョビッチがオペルカ破り初戦を突破、ABNアムロ世界テニス・トーナメント<男子テニス>
ABNアムロ世界テニス・トーナメント
男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は1日、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク59位のM・フチョビッチ(ハンガリー)が同38位のR・オペルカ(アメリカ)を7-6 (7-2),6-7 (4-7),7-6 (7-4)のフルセットで破り、2019年以来2年ぶり2度目の初戦突破を果たした。 【錦織、フチョビッチらロッテルダム対戦表】 初の顔合わせとなったこの試合、第1セットでフチョビッチはファーストサービスが入った時に81パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどタイブレークを制し先行する。 第2セットはオペルカに8本のサービスエースを決められるなど苦戦し、タイブレークを落としセットカウント1-1と追いつかれるも、ファイナルセットでも突入したタイブレークを勝ち切り2時間50分の死闘を制した。 フチョビッチは2回戦で第5シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と世界ランク51位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)のどちらかと対戦する。 同日には世界ランク45位の錦織圭、同65位のC・ノリー(イギリス)、同123位のA・マレー(イギリス)らが2回戦へ駒を進めている。