アイロン嫌いさんに朗報! 手のひらサイズで、衣類スチーマーとしても使える、とっておきの一台を見つけました
細かいところまで配慮が行き届いた使いやすさがうれしい
とはいえ、コードレスだと給電スタンドに戻しながらの作業が不便だったり、スチームが物足りなかったりするものもあるので、実際に使ってみるまではその実力がどれほどのものかちょっと心配でした。ところが、準備をしている段階から感動することばかり。 コードレスなので給電スタンドが付属する形になっているのですが、このスタンドがコードリール仕様なのです。アイロンのコードって短いと不便だし、かといって長くても収納時に邪魔になりますよね。けれど、コードリール仕様なので使うときにシューッと出して、終わったらシューッとしまえる。これ、本当に便利です。コードの長さも1.4mなので申し分ないかなと。
しかもスチームアイロン用の注水口が大きくて、水を入れやすいのです。水タンクは80mlと決して大きくはないけれど、まとめがけする場合でなければ十分。ただし、注水用の専用カップは付属していないので、お手持ちのものを使ってくださいね。
温度は「1:アクリル・シルク」「2:レーヨン・毛・ポリエステル」「3:綿・麻」と3種類あり、最も高温になる温度設定3までの立ち上がりが約50秒とかなりスピーディ。まずは薄手のブラウスに使ってみましたが、かけ面が丸く、薄手の布地でも変なシワがつきにくく、給電スタントの角度も絶妙でアイロンを戻す時にストレスがありません。それに加え、ヘッドがスリムなのでボタンとボタンの間などもかけやすく、上からも見やすいのでスイスイかけられます。
【写真】ヘッドがスリムなのでボタンとボタンの間などもかけやすく、上からも見やすい
かけ面のお尻の部分がU型で布地が引っかかりにくく、スチームが行き渡りやすいので厚手のナプキンなどもしっかりシワが伸びます。
ハンガーショットで綿100%のシャツのシワもぐんぐん取れる
「温度2」「温度3」ではスチーム機能が使えますが、それとは別にショットボタン(2つある大きなボタンのうちの左側)を押すと、強力なスチームが出ます。セーターなどは、水平にした「パワーショット」で全体の仕上げに使うのがおすすめですが、アイロンを立てて、衣類スチーマーのように使う「ハンガーショット」もなかなかの実力。